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賞金ランク首位・平田憲聖は7差19位 「組全体でいいプレーができなかった」 賞金王争いの緊張感も

スポーツ報知 / 2024年11月28日 16時28分

10番、ティーショットを放つ平田憲聖(カメラ・今成 良輔)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(28日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 賞金ランク首位の平田憲聖(エレコム)は1バーディー、3ボギーの72で回り、首位と7打差の19位と出遅れた。「風が吹いてない(午前)段階では難しく感じなかったが、その時間帯に延ばせなかった。風が吹いてからは我慢しきれず、苦しい一日だった」と振り返った。

 フェアウェーキープ率は28・57%(4/14)とティーショットが不調。パーオンも10度と苦しいラウンドになった。「メンタル的に思うような動きができなかった。ちょっとしたミスでフェアウェーを捉えられなかった」。5番ではティーショットを右ラフに打ち込み、2打目がショート。アプローチはピン奥3メートルで、最初のボギー。改修された6番パー5では2オン2パットでバウンスバックしたが、その後は苦戦を強いられた。

 この日は金谷拓実、今平周吾と、賞金ランク上位3人での組み合わせに。独特な雰囲気に「緊張感もあったかもしれない。プレッシャーもありながらこの位置にいる3人だったので、組全体でいいプレーができなかった」と唇をかんだ。金谷は71、今平は73と最終組の全員がオーバーパーをたたく大会初日となった。

 自身初の賞金王へ向け重要な一戦。「ティーショットはフェアウェーを捉えないとチャンスにつけられない。セカンドショット以降も縦距離が合わず、短いバーディーパットが残っていないので修正したい」と巻き返しを図った。

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