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阿部詩「夏の思い出が濃かったけど、冬が来たんだな」 兄・一二三とイルミネーション点灯式に出席

スポーツ報知 / 2024年11月28日 20時16分

光り輝くイルミネーションに笑顔を見せる阿部一二三(左)と詩(カメラ・宮崎 亮太)

 柔道男子66キロ級でパリ五輪で2連覇を飾った阿部一二三、妹で女子52キロ級代表の詩(ともにパーク24)が28日、東京・新宿区で「東京ナイトタイムプロジェクト 西新宿イルミネーションマーケット」点灯式に出席した。2人がスイッチを押すと、約20万個の電球が輝き、詩は「キラキラした気分になった。今年は夏の思い出がすごく濃かったけど、冬が来たんだなと感じられた」と感激していた。

 イルミネーションは来年1月13日まで点灯する。季節に合わせてクリスマスの思い出を聞かれた一二三は「何してたかなって思い出すと、合宿ばかりしていた。クリスマスは絶対合宿があったので、練習していた」と苦笑い。詩も「練習ばかりしていた日々だったので。昔、家族で行ったイルミネーションぐらいですね」と、地元の神戸ルミナリエに出かけた記憶を思い返していた。

 今夏のパリ五輪で一二三は2連覇を果たした。2025年を「覇」の一文字で表現し、「ずっと目標だったことを達成できた」と胸を張った。詩は五輪連覇を逃し「悔しい以上にいろんな感情があったけど、目標にしていたことが達成できなかった。人生で一番悔しい年になった。(28年)ロス五輪の舞台で必ず金メダルを取れるように1年1年強くなって、進化していく」と誓った。

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