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片岡愛之助、鼻とあご骨折の大けが…稽古中に幅2メートルの木製舞台装置と接触も意識はっきり 舞台は当面休演

スポーツ報知 / 2024年12月1日 6時0分

片岡愛之助

 歌舞伎俳優の片岡愛之助(52)が、29日に京都・南座で舞台稽古中に舞台装置と接触し「上顎(がく)および鼻骨骨折」の大けがを負っていたと30日、松竹が発表した。同所で1日に開幕する「當る巳歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」(22日まで)を当面、休演する。

 南座によると、昼の部に上演される「大津絵道成寺(おおつえどうじょうじ)」稽古中の午前11時ごろ、上から下りてきた雲の絵が描かれた幅2メートルほどの木製プレートと愛之助が接触。愛之助は同日正午過ぎに病院で診察を受けたが、意識ははっきりしていて、関係者との受け答えなどにも支障はないという。原因を現在、調査している。

 「大津絵―」は江戸時代、庶民の間で流行した大津絵に描かれた人物5役を、一人の役者が踊り分ける演出が見どころのにぎやかな舞踊。休演の愛之助に代わり、中村壱太郎(34)が藤娘、鷹匠、座頭、船頭、鬼の5役を勤める。一方、夜の部の色模様から壮絶な殺し場に至るドラマ性に満ちた舞踊劇「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」の百姓与右衛門実は久保田金五郎は中村萬太郎(35)が代役を勤める。

 南座の「顔見世興行」は毎年12月に開催される京都の冬の風物詩。松竹は「皆様には大変ご心配をおかけいたしますが、何卒(なにとぞ)、特段のご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、復帰の時期は未定です。決まり次第お知らせ申し上げます」とコメントした。

◆歌舞伎俳優の主な舞台上でのけが

 ▼2012年8月 市川染五郎(現・松本幸四郎)が東京・国立大劇場での日本舞踊公演中にセリから転落。右側頭部打撲などの重傷。

 ▼17年10月 市川猿之助が東京・新橋演舞場でスーパー歌舞伎2「ワンピース」の上演中に花道の舞台機構に衣装が巻き込まれ、左腕を開放骨折。

 ▼19年12月 尾上菊之助が新橋演舞場での新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の公演中に花道から客席に転落。左ひじの一部を亀裂骨折。

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