レモンポップ有終ＶのチャンピオンズＣ 写真判定の劇的な結末に競馬ファン「涙が止まりません」「カッコよすぎるわ」

レモンポップをねぎらう坂井瑠星騎手（左）（カメラ・渡辺　了文）

◆第２５回チャンピオンズＣ・Ｇ１（１２月１日、中京競馬場・ダート１８００メートル）

　下半期のダート王決定戦はＧ１級覇者５頭を含む１６頭立てで争われ、１番人気で坂井瑠星騎手騎乗のレモンポップ（牡６歳、美浦・田中博康厩舎、父レモンドロップキッド）が鼻差で逃げ切って、Ｇ１級３連勝でラストランを飾った。

　１番人気に支持されたレモンポップは今回が引退レース。好スタートからハナをうかがうと序盤でミトノオーとの先頭争いを制し、スムーズに快走。４コーナーを回っても手応え十分だったが、外から強襲した２番人気のウィルソンテソーロと最後は際どい首の上げ下げに。長い写真判定の末、鼻差で昨年のＪＲＡ最優秀ホースの意地を見せた。

　劇的な引退レースにＳＮＳも沸いている。「国内Ｇ１は完全に無敗で引退するのカッコよすぎるわ」「無事引退！お疲れ様でした」「感動した」「デカケツともお別れか」「お別れなんて寂しすぎます」「この強さを子供に繋げて欲しい」「これ涙が止まりませんでした」「引退なのが惜しいくらいです」「最後は痺れたね」「写真判定ドキドキした」「こんな綺麗な終わり方ないよ」などの声が寄せられている。