なにわ男子「我們是浪花男子」 台湾の「なにふぁむ」に現地の言葉織り交ぜ歌声と笑顔届けた 初の海外ツアー

台北アリーナでアジアツアーを行った、なにわ男子

　なにわ男子が１日、台湾・台北アリーナで初の海外公演「アジアツアー　２０２４　２０２５　’＋Ａｌｐｈａ’」（３都市７公演）の台北公演最終日を開催。最新アルバム収録曲を中心に、代表曲「初心ＬＯＶＥ（うぶらぶ）」や「ダイヤモンドスマイル」など全３０曲を披露した。

　現地に集結した１万１０００人の「なにふぁむ」（ファンの呼称）の大歓声を浴びて登場した道枝駿佑（２２）は「我們是浪花男子（僕たちがなにわ男子です）。今からスペーシーで、スペクタクルで、スペシャルなライブを始めるから」とあいさつ。その後も、藤原丈一郎（２８）が「再大聲點（もっと声を聞かせて）」と言い、高橋恭平（２４）が「我愛們（愛してるよ）」とファンに呼びかけた。本編ラストでは、現地の言葉を織り交ぜた「初心ＬＯＶＥ（うぶらぶ）」の特別バージョンを歌唱し、会場は熱気に包まれた。

　１１月２８日に到着した台北松山空港では、約６００人のファンから熱烈な歓迎を受けた。西畑大吾（２７）は「皆さんの熱気がすごくて。台湾でも応援してくださっている方がたくさんいるんだと実感できた」と笑顔。人生初の海外となった高橋は「イミグレ（出入国審査）を通るのが楽しかったですね。人生初パスポートを使えた瞬間」。現地での会見で、大西流星（２３）は「もっと台湾のファンの皆さんと関わっていきたい」と宣言。その後訪れたポップアップショップのパネルには、長尾謙杜（２２）が「謝謝　我愛們（ありがとう　大好きだよ）」と記し、大橋和也（２７）も恒例のあいさつ「プリン　プリンプリン」を「「布丁　口古溜口古溜」とつづった。ライブ終盤には、メンバーとファンが「おれたちが～」「なにわ男子」と日本語の掛け合いも披露した。

　アジアツアーは前日の１１月３０日に同所でスタート。来年１月にソウル、香港へと続く。