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来年4月13日の大阪・関西万博初日に会場内で「1万人の第九」開催 MBSが発表

スポーツ報知 / 2024年12月1日 20時42分

「1万人の第九 EXPO 2025」の会見に出席した(左から)MBSテレビ虫明洋一社長、指揮の佐渡裕氏、石毛博行・日本国際博覧会協会万博事務総長(カメラ・古田尚)

 MBSテレビは1日、大阪・関西万博が開幕する来年4月13日、会場内で「1万人の第九 EXPO 2025」を開催することを発表した。

 万博アンバサダーでもある総監督・佐渡裕氏の指揮で、万博会場内(大屋根リング、ウォータープラザ)に1万人の合唱団を配置。テーマを「What a wonderful Symphony~いつでも・どこでも・だれとでも・心つながる、歓びのうた!~」と題し、事前に全世界から募集した歌声投稿とも統合させ、ベートーベンの「第九」大合唱を創りあげる。佐渡氏は「どれだけの人が集まってくださるか分からないですけど、やっぱりすごく意味があることだと思います」と、かみしめた。

 合唱団の募集については「つなげよう100年先へ」をテーマに、若い世代を中心に参加者を募り歌い継いできた「1万人の第九」の大切な思いを、次の世代へしっかりつなぐことを意識。万博会場の大屋根リングで歌うという最高の合唱体験を通して、すべての人が抱き合い、手をつなぐ世界へ誘うことを体現する。現時点での不安材料について佐渡氏は「雨が降ったらどうするのか。風が強かったら音って流れますから。これも経験していますけど、神に祈るしかないです」と苦笑いした。

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