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ロッテのドラ1西川が大先輩の「6」を継承…新人王目指し1年目から2ケタ本塁打目標「自分の生涯、全力をかけて」

スポーツ報知 / 2024年12月2日 5時45分

ロッテとの入団交渉を終え、ポーズをとる青学大の西川

 ロッテのドラフト1位・西川史礁(みしょう)外野手(21)=青学大=が1日、横浜市内で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円(推定)で契約に合意した。背番号は青学大の先輩で、ロッテにも選手、監督として所属した日米通算2254安打の井口資仁前監督がつけていた「6」を継承することが決定。西川は「最初に井口さんの顔が頭に浮かんできた。自分の生涯、全力をかけてやっていきたい」と決意を込めた。

 今春の欧州代表戦では侍ジャパントップチーム入りした右の大砲。秋のリーグ戦に死球で右手人さし指を骨折していたが「順調に回復しています。リハビリ中で送球はできてないけど、打球を捕れています」と明かし、1月の新人合同自主トレには間に合う見込みだ。

 出身の和歌山・日高川町は、ドラマ「暴れん坊将軍」のモデルとなった徳川吉宗の生誕地とされている。“幕張の暴れん坊将軍”となるべく「自分の持ち味は長打力なので、1年目からしっかりと2ケタ本塁打を狙い、新人王を目指したい。野球の成績で暴れたいです」と、白い歯を見せた。(竹内 夏紀)

 ◆ロッテの背番号6 3度の3冠王に輝いた落合博満氏(79~86年)や、95年の打点王&ベストナインの初芝清氏(94~05年)ら、球団を代表する強打者が過去に背負った。初芝氏の引退後は準永久欠番扱いとなっていたが、09年に日本球界に復帰した井口氏が継承。18~22年の監督5年間も含めた計14年間背負い、23年からは空き番号となっていた。

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