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馬術・パリ五輪銅「初老ジャパン」、流行語大賞トップテン入り 大岩「初老で良かった」 戸本「愛馬に報告したい」

スポーツ報知 / 2024年12月2日 15時1分

(左から)大岩義明、戸本一真、田中利幸、北島隆三

 今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日に発表され、パリ五輪の総合馬術団体で銅メダルを獲得した日本代表の愛称「初老ジャパン」がトップテン入りを果たした。

 “初老ジャパン”はパリ五輪で日本勢では1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で優勝した「バロン西」こと西竹一以来、92年ぶりのメダルに輝いた。18年から英国を拠点に練習を積んできたメンバー4人は平均年齢41・5歳。自ら“初老ジャパン”と命名して戦ってきた。選考委員からは「ベルサイユ宮殿でイギリスのアン王女にメダルを授与された赤いジャケットの4人のアスリートは、初老のイメージを格段に上げてくれたのだ」などと、受賞理由が挙げられた。

 都内で行われた表彰式には大岩義明、戸本一真、北島隆三、田中利幸と日本代表の根岸淳監督が出席。最年長48歳の大岩は「こうやって賞をいただけるのであれば、本当に初老で良かったなと思う」と喜びを語った。戸本は「このような機会をくれたのも愛馬たちのおかげ。まずは愛馬たちに報告したい」と感謝を述べ、「ご覧いただいた通り、みんな若いので。まだ頑張っていきたい」と笑顔であいさつした。

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