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高槻市の新・関西将棋会館がグランドオープン 豊島将之九段と稲葉陽八段が特別対局室で順位戦A級スタート

スポーツ報知 / 2024年12月3日 10時45分

先手を指す稲葉陽八段(左)と豊島将之九段(カメラ・筒井 政也)

 大阪市福島区から大阪府高槻市に移転した、新しい関西将棋会館が3日、グランドオープンした。

 1981年に建てられた福島区の旧館は老朽化し、先月28日に43年の歴史に幕引き。今年の日本将棋連盟発足100周年のタイミングで、在住する棋士も多く“将棋のまち”をアピールしてきた高槻市に移った。

 記念の公式戦オープニング対局は、順位戦A級6回戦の豊島将之九段VS稲葉陽八段(ともに現在1勝4敗)を始め、C級1組7回戦の8局など。

 A級6回戦は新館最上階の5階にあり、木村義雄十四世名人から谷川浩司十七世名人まで4人の永世名人が揮ごうした掛け軸が掲示された「特別対局室」で指され、午前10時開始の2分前、豊島は時間を確認して飲み物で喉を潤した。

 先手・稲葉は10秒以上、心を落ちつけた後に角道を開け、後手・豊島は飛車先の歩を突いた。ともにB級1組への陥落の危機にあり、踏ん張りどころの対局だ。

 順位戦はいずれも持ち時間各6時間の長丁場で、夜遅くに決着する見込み。このため、新館でのメモリアルの初白星は、女流将棋の清麗戦予選(持ち時間各2時間)で唯一、関西対局となった藤井奈々女流初段と岩崎夏子女流2級のどちらかがつかむとみられる。

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