川崎・鬼木達監督 ＡＣＬＥラストマッチで雪辱誓う「同じ思いをしたくない」今年２月に敗れた山東と再戦

ACLE山東戦に向けて前日会見を行った川崎・鬼木監督

◆ＡＣＬＥ▽１次リーグ第６戦　川崎―山東（４日・等々力競技場）

　川崎の鬼木達監督とＭＦ河原創が３日、ＡＣＬＥ・山東戦に向けて前日会見に臨んだ。

　山東とは今年２月に前回大会のＡＣＬ決勝トーナメント（Ｔ）１回戦で対戦。敵地での第１戦は３―２で勝利したが、ホームでの第２戦でまさかの２―４で敗戦。２戦合計５―６となり、１７年大会以来のベスト８進出を逃した。今季限りで退任が決まっている指揮官にとって、ＡＣＬＥ最後の一戦はリベンジマッチとなるが「戦う上での気持ちの部分は、今の自分の状況も違うし、（前回とは）色んな意味で違いますけど、シンプルに悔しい思いをさせられた相手に同じ思いをしたくない。目の前の相手を倒していくのが自分のスタイルですし、そうやって勝ちを求め続けてきたので、それは最後の最後まで貫き通したい」と決意を示した。

　８試合戦う１次リーグで現在３勝２敗で１２チーム中４位。上位８チームが進出する決勝トーナメントに向けて、３連勝を飾れば大きく前進する。「次の１勝が大きく予選突破の可能性を広げると思っています。もちろん、この先も戦いたかったという思いもあります。ただ、今、自分のやれること、やるべきこと、それはとにかく少しでも予選を突破する可能性を高めて、次のシーズンに頑張ってもらうというところだと思いますので、今はとにかく自分の役割をしっかり果たしたいという思いでいます」と見据えた。