「原点が横浜」殿堂入りの谷繁元信氏 ＤｅＮＡ日本一を祝福「来季はリーグ優勝から日本一に」

自身の殿堂入りパーティーで坂本から祝福される谷繁氏（右）（カメラ・堺　恒志）

　横浜（ＤｅＮＡ）、中日で捕手として活躍し、通算３０２１試合出場のプロ野球記録を持つ谷繁元信氏（５３）の野球殿堂入り記念パーティーが３日、横浜市内のホテルで開かれた。

　王貞治ソフトバンク球団会長、元チームメートの佐々木主浩氏、三浦大輔・現ＤｅＮＡ監督、井端弘和・侍ジャパン監督、巨人・坂本勇人ら球界関係者や、タレントの石橋貴明ら約３００人が出席。あいさつに立った谷繁氏は「たいした成績は残せなかったが、３０２１試合出場や２７年連続本塁打は誇れる数字。その原点が横浜」と、かつてのホームタウンでの祝宴に感慨深げ。古巣は今季２６年ぶりの日本一に。「個人的には殿堂入り、ＯＢとしてＤｅＮＡが日本一と、うれしい年になった」と喜ぶとともに、「来季はリーグ優勝から日本一になってほしい」と、後輩たちにエールを送った。