【ソフトバンク】川村友斗、１年で年俸５倍以上「クルマ買いました」でも国産車か輸入車か知らなかった？

１３５０万円増で契約を更改した川村（カメラ・田中　昌宏）

　ソフトバンク・川村友斗外野手が４日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１３５０万円増の２０５０万円でサインした。

　昨オフは育成選手として４００万円で契約更改。３月に支配下登録されて７００万円に昇給した。１年で５倍以上となるトントン拍子の給料アップで「クルマを買いました。もうじき来ます」と間もなく念願のマイカーが納車されることを明かした。「渋いＳＵＶです」とニヤリ。国産車か輸入車かを問われると、なぜか広報に確認。広報の耳打ちをもとに「国産じゃないです」とドヤ顔を決めて、報道陣の笑いを誘った。

　今季は同学年の正木を“運転手”として、自宅と職場であるみずほペイペイを往復した。「お世話になりました」と仲良しの相棒に惜別のメッセージ。そして１年前の自分に伝えたいことはあるかと問われて「クルマをもうちょっと早く買った方がいい。シーズン前くらいに乗れればと後悔してます」と答え、再び報道陣は爆笑。「（購入の手続きが）メンドくさかったのと、そんなに給料が上がると思わなくて。貯金してました」と大きな買い物もせずにコツコツとお金をためたという。

　支配下１年目の今季、コツコツと８８試合に出場し、打率は２割６分８厘。９月２２日の楽天戦（みずほペイペイ）ではプロ初本塁打も放った。「前半戦はスタメンだったこと。後半戦は途中出場で評価していただいた」とホクホク顔だった。「育成三銃士」として３月に同時に支配下登録され、そろって年俸７００万円だった。その盟友・仲田は、戦力外通告を経て育成選手として西武へ移籍。年俸は現状維持の７００万円となった。緒方は６００万円増の１３００万円でサイン。そして川村は２０５０万円の大台突破。やや明暗が別れる結果となった。（金額は推定）