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世界ランク1位・西山走、3連覇なるか 第52回全日本空手道選手権大会

スポーツ報知 / 2024年12月4日 18時38分

男子個人形で大会3連覇に挑む西山走(提供写真=全日本空手道連盟)

 伝統空手の日本一を決める第52回全日本空手道選手権大会(第3回全日本空手道団体形選手権大会同時開催)が7日に東京武道館(団体戦)、8日に日本武道館(個人戦)で行われる。男子個人形では世界ランク1位の西山走(かける、29=大分市消防局)が大会3連覇に挑むほか、47都道府県代表に高体連、学生連盟、実業団の代表、全日本空手道連盟推薦選手が火花を散らす大会を紹介する。

 1日目は都道府県対抗で争う団体組手を開催。男子は2連覇中の香川に、3年連続決勝進出の東京が挑む。女子は過去4度優勝し、現在3連覇中の京都がリード。地区対抗の形をとる男女団体形は予選と3位決定戦を行う。3人一組のチームが演武。合図や音楽もない中で同時性などが審査される。

 2日目の男子個人形では王者・西山が登場。対抗馬となる世界王者の経験を持つ兄弟、本一将と本龍二、東京五輪金メダリストで引退した喜友名氏と同門の劉衛流龍鳳会・池田竜晟は予選から同組。決勝に進む1人が連覇を止められるか。

 女子個人形は世界王者の大野ひかるが昨年大会で4連覇を決めて引退。尾野真歩、三島きり、大内美里沙、東佐江子ら世界ランク上位者が争う混戦模様だ。

 体重無差別で行う男子個人組手では、中量・重量級の崎山優成、嶋田力斗、平田京らに対し、スピードが武器の軽量級「佐賀コンビ」、橋本大夢&小崎友碁がどう挑むかに注目。

 女子個人組手では、前年優勝の第1シード・永井カンナと、寺澤紗良が同ブロックに。両者は8月の体重別選手権決勝で2年続けて対戦。昨年は永井、今年は寺澤が優勝した。順調なら今回は準々決勝で相対する。11月のW杯に出場した嶋田さららと釜つばさも上位進出を狙う。

 男女団体形は決勝を開催。形の意味(攻撃や防御)を実演する「分解」の演武で争う。

◆スケジュール

 1日目

 10:00~男女団体形・予選→3位決定戦

 12:30~男女団体組手・予選→決勝

 18:40~表彰式

 2日目

 9:00~男女個人組手・1回戦→4回戦

 12:00~男女個人形・予選→準決勝、3位決定戦

 13:20~海上自衛隊東京音楽隊演奏

 13:40~式典

 14:10~功労者表彰(喜友名諒、清水希容、荒賀龍太郎)

 14:20~男女個人組手準決勝

 15:10~女子団体形決勝

 15:20~男子団体形決勝

 15:40~女子個人形決勝

 15:50~男子個人形決勝

 16:10~女子個人組手決勝

 16:20~男子個人組手決勝

 17:00~表彰式

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