期待が現実に！「踊る大捜査線」新作「Ｎ．Ｅ．Ｗ．」１４年ぶり織田裕二主演…キャストを決め撮影日程調整へ

最新映画「踊る大捜査線Ｎ．Ｅ．Ｗ．」で青島俊作を演じる織田裕二

　俳優の織田裕二（５６）が熱血刑事の青島俊作を演じる「踊る大捜査線」シリーズの最新映画「踊る大捜査線Ｎ．Ｅ．Ｗ．（読み＝エヌ・イー・ダブリュー）」が２０２６年に公開されることが４日、分かった。織田の主演作としては１２年の「―ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ　新たなる希望」以来１４年ぶりの復活となる。

　１９９７年にフジテレビ系連続ドラマとしてスタート以来、刑事ドラマの枠を超えて警察内部の縦割り社会や人間模様を描き、社会現象に。映画第２弾「―ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ２　レインボーブリッジを封鎖せよ！」は邦画実写歴代１位の興行収入１７３・５億円を誇る。現在公開中の柳葉敏郎（６３）が演じる室井慎次が主人公の「室井慎次　敗れざる者」「―生き続ける者」を含め、映画は全８作で累計興行収入５００億円を突破した。

　「―生き続ける者」のエンドクレジット後に青島が登場。最後に「ＴＨＥ　ＯＤＯＲＵ　ＬＥＧＥＮＤ　ＳＴＩＬＬ　ＣＯＮＴＩＮＵＥＳ」の文字が映し出され、「青島、復活か」と話題を集めた。さらに、この日の午後９時、公式サイトに青島が姿を見せて期待感が最高潮に達した。

　「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ！」などの名言を残した大人気シリーズ待望の新作。タイトルの「Ｎ．Ｅ．Ｗ．」は「ＮＥＸＴ．　ＥＶＯＬＵＴＩＯＮ．　ＷＯＲＬＤ．（次なる進化した世界）」という意味。「警察を変えてくれ」という室井から託された思いを胸に青島の新たな物語が始まる。関係者によると現在、脚本を制作中。今後、織田以外のキャストを決め撮影日程の調整に入るという。

　６日からは「―生き続ける者」の本編終了後に「―Ｎ．Ｅ．Ｗ．」の劇場用特別映像が流れる。