浅田真央さん「日本に帰れないと思った」というソチ五輪ＳＰのミスから立ち直らせてくれた国民的歌姫の名前明かす

浅田真央さん

　フィギュアスケート元世界女王の浅田真央さんが４日放送の日本テレビ系特番「加藤浩次＆中居正広の歴代日本代表２８６人が選ぶ　この日本代表がスゴい！ベスト２０」にＶＴＲ出演した。

　自身のソチ五輪での銀メダルがアスリートが選ぶ１０位にランクインした浅田さん。

　ショートプログラムでのミスからフリーで挽回。涙を見せた１０年前の自身の演技について聞かれると「金メダルを目指していたので、その金が消えたというのが（ＳＰのミスで）自分でも分かりましたし、そこで心が折れてしまって。次の日のフリーのことは考えられなくて眠れず。本当に逃げ出したいなと思った。緊張と恐怖を感じてしまって、日本に帰れないなと思った」と回顧した浅田さん。

　「棄権しようと思った？」と聞かれると「ああ、思いました。一番追い詰められたかもしれないですね」と即答した。

　しかし、フリー本番２時間前、「自分がすごい追い詰められてる中、曲が寄り添ってくれて。どん底の気持ちを奮い立たせてくれた」のが、プレイリストから偶然流れてきた浜崎あゆみの「ＳＩＧＮＡＬ」だった。

　中学２年の時に浜崎のライブに足を運んで以来の大ファンだった浅田さん。「歌詞が一番、私の心にリンクしました。浜崎あゆみさんは神様です。声を聞くと、パワーがもらえる。私を助けてくれた曲。勝手に浜崎さんからパワーをもらって、胸を張って自信を持って臨もうと思えました」と笑顔で振り返っていた。