川崎鬼木達監督がＡＣＬＥラストマッチを勝利で飾る…前回大会決勝Ｔ１回戦で敗れた山東に４―０でリベンジ

鬼木達監督

◆ＡＣＬＥ▽１次リーグ第６戦　川崎―山東（４日・等々力競技場）

　今季限りで退任する川崎の鬼木達監督が、ＡＣＬＥ最後の試合を勝利で飾った。

　今年２月に行われた前回大会のＡＣＬ決勝トーナメント（Ｔ）１回戦で対戦し、ホームでの第２戦（２●４）を落として、２戦合計５―６で敗れた山東と１次リーグ第６戦で対戦。前半から積極的な攻撃姿勢で主導権を握ると、前半３分にマルシーニョが先制点を決める。同４１分には山本がゴール右からの直接ＦＫを壁の外を巻いてゴール右へグラウンダーのシュートを決めて追加点を奪うと、後半２０分には左ＣＫをジェジエウが頭で合わせて３点目。さらに後半４５分には左からのクロスを山田が押し込んで試合を決めた。

　試合を通してＧＫ鄭成龍の好セーブを連発もあり、鬼木監督のアジアでの最後の戦いは白星締め。これでＡＣＬＥ３連勝で８試合戦う１次リーグで現在４勝２敗で１２チーム中４位。上位８チームが進出する決勝トーナメントに向けて大きく前進した。１次Ｌ残り２戦は来年２月に行われるため、鬼木監督は指揮を執れないが、勝利を置き土産にした。