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J1札幌 ペトロヴィッチ監督ラストマッチ FW菅大輝が恩返しの白星で締めくくる…8日ホーム・柏戦

スポーツ報知 / 2024年12月5日 6時0分

練習中、小野伸二氏(右)と話すペトロヴィッチ監督(カメラ・砂田 秀人)

 北海道コンサドーレ札幌FW菅大輝(26)が、自身の節目を勝利で飾り「恩師」を送り出す。札幌は4日、今季最終のホーム・柏戦(8日)に向け、宮の沢で練習を再開した。同戦に出場すればJ1通算250試合出場となる菅は、今季限りでの退任がこの日に正式発表されたミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)の下、日本代表に選出されるなど成長を遂げた。J2降格は決まったが、感謝の思いはピッチで攻撃的な姿勢で示し、ミシャのラストマッチを白星で締めくくる。

 ミシャに対する7年間の思いが、菅の口からあふれ出た。プロ2年目の18年から指導を受け、J1での249試合中、ペトロヴィッチ監督に226戦で起用された。19年には日本代表に選出されるなど、ともに歩んできた日々に「指導力も全て含めて、ミシャさんがいたからここまで来られた。代表も経験できて選手としての株も上げられた。自分が成長できたのはミシャさんのおかげ」と感謝した。

 札幌U―18ではFW。今も主戦場とする左ウィングバックに定着させたのがペトロヴィッチ監督だった。活躍が評価され、他クラブから正式オファーも届いた。それでも「ミシャさんの下でやれば、もっと成長できるという確信があったので。このチームに居続けた」とJ1通算250試合出場に王手をかけるまで、札幌でプレーし続けた。「恩師」と公言する指揮官と迎える最後の戦いへ「降格してしまって、一緒に取りたかったタイトルも取ることができず、申し訳ないなと思っているので。いい締め方ができたら」と必勝を期した。

 学びは全てピッチで見せる。ペトロヴィッチ監督からの言葉で印象に残るのは「恐れる気持ちが一番の敵」。左サイドでの上下動の繰り返しを特長とするが、前節・広島戦は「映像を見ても消極的なプレーが多く、守備的になってしまった」と教えを出せず、悔いが残っている。ラストマッチで同じ過ちは繰り返さない。「最後はミシャさんがサッカースタイルとする『超攻撃型』というところを前面に出したい」と菅は表情を引き締めた。ミシャが信条とする「走り戦う」を実践し、恩返しの勝ち点3を捧げにいく。(砂田 秀人)

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