【阪神ＪＦ】木之前葵騎手の本命はデビューから無傷の連勝中の好素材

焼き肉を前にした木之前はブラウンラチェットを本命に

◆第７６回阪神ＪＦ・Ｇ１（１２月８日、京都・芝１６００メートル）

　前回のジャパンＣを当てることができて、うれしかったです。２着同着で３連単がダブル的中なんてスゴい。それにしてもドウデュースで豪快に追い込んできた武豊ジョッキー、本当にカッコ良かったな。やっぱり絵になるレジェンドですね。阪神ＪＦは去年、３連複の的中だったので、今年はしっかり３連単を当てたいです。

　◎はブラウンラチェットにしました。デビューから無傷の２連勝ですが、どちらも内容がいい。特に重賞初制覇となった前走のアルテミスＳは好位でしっかり折り合って進め、最後まで末脚はパワフル。馬の力はもちろんですが、さすがルメール騎手で馬上でのフィット感、安心感が素晴らしいなと思いました。

　初めての京都コースなど未知の部分があるけど、ズバ抜けたセンスの持ち主だからきっと乗り越えてくれるはず。来年のクラシックで活躍が期待できる好素材でまずは２歳女王の座に就くとみます。（名古屋競馬騎手）

　【木之前葵騎手の印】

◎（１０）ブラウンラチェット

○（１３）コートアリシアン

▲（７）ミストレス

★（１２）アルマヴェローチェ

△（１７）メイデイレディ

△（１）ビップデイジー

△（２）テリオスララ

△（３）ダンツエラン

　◆木之前　葵（きのまえ・あおい）１９９３年７月１０日、宮崎県三股町生まれ。３１歳。１３年４月に名古屋でデビューし、地方通算５９８勝。