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【中日新聞杯】マテンロウレオが復調示す3着 今後に向けて昆調教師「明るい内容だったかなと」

スポーツ報知 / 2024年12月7日 17時0分

3着のマテンロウレオ(横山典弘騎手)(カメラ・豊田 秀一)

◆第60回中日新聞杯・G3(12月7日、中京競馬場・芝2000メートル、良)

 師走の芝中距離ハンデ重賞は3歳以上の18頭によって争われ、岩田康誠騎手が騎乗した3番人気のデシエルト(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ドレフォン)が逃げ切り、前走のアンドロメダSからの連勝で重賞初制覇を飾った。岩田康騎手は今年の札幌記念(ノースブリッジ)以来、安田調教師は今年の北九州記念(ピューロマジック)以来のタイトルとなった。勝ちタイムは1分58秒4。

 2馬身差の2着に1番人気のロードデルレイ(西村淳也騎手)、さらに頭差の3着に6番人気のマテンロウレオ(横山典弘騎手)が入った。

 昆貢調教師(マテンロウレオ=3着)「ハンデを背負っている中で、逃げ馬のペースになりましたからね。前の馬が壁になって、向こう正面で(ハミを)かんでいました。スムーズに走れたのは勝った馬だけじゃないかな。それでも次に(向けて)明るい内容だったかなと思います」

 団野大成騎手(トーセンリョウ=4着)「前走も良く感じましたが、体も動くようになってもう一段階良くなっていました。いいイメージでレースに臨めましたし、進路取りやさばきひとつと思っていました。特殊な流れで、もう少し直線までスムーズならと思いますが、よく頑張ってくれました」

 ミルコ・デムーロ騎手(キングズパレス=5着)「馬場が良くなかった。スタートでかむイメージでしたが、進まなかった。4角では勝つと思ったけど、強く追うと気難しい面を出してしまいました」

 ホリー・ドイル騎手(クルゼイロドスル=7着)「スタートしていい位置で競馬できましたが、外からまくられた時に、馬が行く気になってしまいました。最後はしっかり伸びていたし、2000メートルでも十分やれます」

 鮫島克駿騎手(ジェイパームス=8着)「マイルの前走よりポジションを取りやすく、リズムも良かったです。前走は後手に回ったので、積極的に競馬しつつリズムを守りました。まだ上がり馬ですし、またトライしていければ」

 浜中俊騎手(エヒト=9着)「前に行ってという指示でした。勝ち馬は速かったですが、エヒトが強いと思って付いて行きました。休み明け、59キロで厳しかったですね」

 松山弘平騎手(ドクタードリトル=10着)「スタート良く、いい形で馬群で脚をためていけましたが、前残りで展開がしんどいところがあったかもしれません。これから力をつけていけば」

 岩田望来騎手(マコトヴェリーキー=11着)「外枠がひびきました。力はあるので、オープンに慣れていけば」

 小崎綾也騎手(フライライクバード=12着)「陣営と相談した競馬をしました。コンタクトやフィーリングは良かったし、自信を持って臨みました。最後はしんどくなりましたが、それ以外は力を発揮してくれていると思います」

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