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柔道ロス五輪の新星は「アイドル憧れ」”こったん” ロリータファッション姿投稿で話題「夢や希望与えられたら」

スポーツ報知 / 2024年12月8日 6時15分

52キロ級決勝で大森に敗れ準優勝となった藤城心(右)

◆柔道◇グランドスラム東京大会 第1日(7日、東京体育館)

 男女全7階級で、日本人同士の決勝となった。女子52キロ級で“アイドルに憧れる柔道家”藤城心(23)=三井住友海上=が、グランドスラム(GS)大会で初の決勝進出。大森生純(24)=JR東日本=に敗れたが、28年ロサンゼルス五輪代表争いへ名乗りを上げた。男子60キロ級は中村太樹(22)=国士舘大=が、パリ五輪銅メダルの永山竜樹(28)=SBC湘南美容クリニック=を破って優勝した。

 藤城が初出場のGS東京の“ステージ”で躍動した。3月にシニアの国際大会にデビューしたばかりの23歳は「とにかく投げたい、引っこ抜きたい、抑え込みたいという気持ちで挑んだ」。決勝は延長で大森の変則的な谷落としに屈したが、得意の袖釣り込み腰とともえ投げを徹底するスタイルで準優勝を飾った。

 自身のSNSで“こったん”の愛称と「アイドルに憧れる柔道家」と肩書を付けて活動し、7月にはロリータファッション姿を投稿して話題となった。幼少期、姉とAKB48を応援し「柔道でつらい時にかわいいアイドルたちが裏で努力している場面を見て、私も頑張ろうと思えた」。オーディションへの応募を考えた時もあったが、競技と両立が難しく、現在もさまざまなアイドルのライブに足を運んで活力を得ながら「私も柔道をすることで夢や希望を与えられたら」と思い描く。

 阿部詩(24)=パーク24=が抜きんでた存在の女子52キロ級だが、目指すは28年ロス五輪。「自分の強みを曲げないで上がっていきたい」と決意を込めた。(林 直史)

 ◆藤城 心(ふじしろ・こころ)2001年6月27日、千葉・浦安市まれ。23歳。父の影響で小学1年で柔道を始め、富士学苑高では3年時に団体で高校3冠。20年に三井住友海上に入社。シニアの国際大会は24年3月のGSタシケント大会でデビュー。4月のアジア選手権で銀メダル。右組み。得意技は袖釣り込み腰。身長159センチ。

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