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【カペラS】吉田隼人騎手「これからまた一歩一歩」落馬負傷から復帰後初の重賞V ガビーズシスター導く

スポーツ報知 / 2024年12月8日 15時27分

カペラSを制したガビーズシスター(中央手前、カメラ・荒牧 徹)

◆第17回カペラS・G3(12月8日、中山・ダート1200メートル、良)

 ダートの短距離重賞は15頭(エスカルは出走取消)で争われ、1番人気のガビーズシスター(牝3歳、美浦・森一誠厩舎、父アポロキングダム)がゴール前で差し切り、2勝クラスからの3連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分10秒1。ダートでは6戦5勝2着1回となった。

 吉田隼人騎手は今年4月に落馬負傷。長期休養となり10月に復帰後、初の重賞初タイトルとなった。今年開業の森一調教師はJRA重賞初挑戦で、うれしい重賞初制覇。

 2着は7番人気のクロジシジョー(浜中俊騎手)、3着は9番人気のジレトール(大野拓弥騎手)が入った。

 吉田隼人騎手(ガビーズシスター=1着)「まずホッとしています。このようなチャンスをいただいたオーナーだったり、調教師だったり、厩舎スタッフには感謝しています。今までの競馬を見させていただいて、すごく優等生の競馬をしていたので、あとは自分がしっかりゲートを出すだけでした。馬に連れて行ってもらった感じです。前走も素晴らしい形で差してきたので、そのイメージはあったりましたが、周りもグレードレースを勝っている馬ですし、どれだけやれるんだろうという気持ちではいましたが、いきなり重賞トライで勝っちゃうんですからね。本当にすごいですね。普段の調教もそうですが、余計なことをしないというか、できている子だなと思います。(復帰後の初重賞勝利)体は問題ないですけどね。大きなケガだったのでまさかこんなチャンスをいただけると思わなかったので、期待に応えられて良かったです。本当にそれだけですね。馬はすごいできた馬で何もいうことはないですけど、このあとすごい楽しみな馬になりました。僕も復帰したので、これからまた一歩一歩頑張って、勝てるように一生懸命乗りたいと思います」

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