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阪神大震災から30年「神戸としても、特別な1年」神戸・日和佐篤が決意「街を代表して戦う」…ラグビー・リーグワン開幕会見

スポーツ報知 / 2024年12月10日 6時40分

ラグビー・リーグワンの開幕会見に出席した神戸の日和佐篤(右)と静岡のクワッガ・スミス(カメラ・大谷 翔太)

 21日開幕のラグビー・リーグワンの開幕会見が9日、都内のホテルで行われた。昨季5位の神戸(旧神戸製鋼)は、SH日和佐篤(37)が出席し、1995年1月17日の阪神・淡路大震災30年と重なる新シーズンを「特別な1年」と表現。8日にサッカーJ1で2連覇を達成した神戸に続く優勝を誓った。昨季王者のBL東京(旧東芝)は、主将のFWリーチ・マイケル(36)が一戦必勝の思いを込めた。

 幼少期の記憶をたどった神戸SH日和佐が、決意を胸に新シーズンに臨む。来年で阪神大震災から30年となる節目を前に「神戸としても、特別な1年。いい準備をして開幕を迎えたい」と語った。

 震災当時、7歳だった神戸市出身の日和佐は「(地元の)グラウンドの周りに、がれきがあったことは覚えている」と回顧。さらに、8日にはJ1で神戸が2連覇を達成した。チーム同士の直接的な交流はないが「刺激にはなります」。さらに、いちアスリートとして「スポーツの力で(苦境から)立ち直ったこともあると思う。プレーで何かを感じてもらえたらうれしい」と熱い思いを秘める。

 目指すはトップリーグ時代だった2018年度以来の優勝。「神戸を代表して戦う」という意味を込め、「BE KOBE」を旗印にする。「街を代表して戦うという事を、みんなで共有できたら」。本拠地を思い、ワンチームで戦い抜く。(大谷 翔太)

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