【箱根駅伝戦力分析】青学大はエース、山区間、選手層も充実で連覇へ死角なし「〇〇大作戦」成功なるか
スポーツ報知 / 2024年12月10日 6時10分
スポーツ報知では第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)の全21チームを連載で紹介する。第1回は2年連続8度目の優勝を狙う青学大。
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出雲と全日本では国学院大、駒大に敗れたが、得意の箱根路では有力な優勝候補だ。11月下旬から12月上旬に千葉・富津市で行われた恒例の強化合宿では例年以上の仕上がり。「近年10年で7勝のノウハウがある」と原監督は胸を張る。
前回2区区間賞の黒田朝、同3区区間賞の太田とエース区間は盤石。さらに今季絶好調の鶴川がいる。出雲、全日本で区間賞。最初で最後の箱根では1、3、4区のいずれかでの出陣が濃厚で、「3連続区間賞で優勝に貢献します」と力強い。
前回5区2位の若林、同6区2位の野村と山区間も充実し、選手層は分厚い。
今季のテーマは「大手町で笑おう」。原監督の「〇〇大作戦」が笑顔で大成功する可能性は大きい。
◆青学大 1918年創部。箱根駅伝は43年に初出場。2004年に原監督が就任。09年大会で33年ぶりに本戦出場を果たし、15年から4連覇。20、22、24年も制して優勝7回。出雲駅伝は優勝4回。全日本大学駅伝は優勝2回。16年度は学生駅伝3冠。練習拠点は東京・町田市と神奈川・相模原市。タスキの色はフレッシュグリーン。長距離部員は選手46人、学生スタッフ15人。主なOBは「3代目・山の神」神野大地(M&Aベストパートナーズ選手兼任監督)、ハーフマラソン日本記録の小椋裕介(ヤクルト)、福岡国際マラソンで日本歴代3位の2時間5分16秒で優勝した吉田祐也(GMOインターネットグループ)。
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