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プロ4連続KO勝ちの山崎裕生 初のタイトル戦に「自分のボクシングで圧倒」

スポーツ報知 / 2024年12月11日 17時30分

前日計量をクリアした山崎裕生(カメラ・池内 雅彦)

◆プロボクシング ▽日本ユース・スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座決定戦8回戦 山崎裕生―武藤涼太(12日、東京・後楽園ホール)

 日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦の前日計量が11日、東京・文京区の東京ドームシティ内で行われ、山崎裕生(大橋)は55・2キロ、武藤涼太(松田)が55・1キロでともにクリアした。

 戦績は23歳の山崎が4戦全勝(4KO)、19歳の武藤が6勝(4KO)1敗1分け。

 計量後、取材に応じた山崎は「バッチリ、仕上がりました。1日1日充実した練習が積めた」と初タイトル戦に意気込みを示した。

 山崎は大阪・泉佐野市出身。キャプテンを務めた大阪・興国高時代には全国高校総体準優勝の実績があり、東洋大時代は大学日本一メンバーの一員だった。アマチュア戦績は40勝9敗。その後大学を中退し、22年11月に大橋ジム入り。23年6月のデビュー戦では、オアティ・チャンカーム(タイ)からダウンを2度奪うなどして初回100秒TKO勝ちを決めた。プロ4戦4KOという実績に加え、昨年夏にはロードワーク中に倒れていた老人を助けたことでも注目された。

 「自分のレベルを上げる練習をしてきた。やってきたことをやるだけ」と山崎。相手は昨年の全日本新人王だが「どんな展開になっても、自分のボクシングで圧倒して勝てればいい」と言葉に力を込めた。

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