【朝日杯FS】新潟2歳Sの覇者が鋭い動き 休養明けも歓迎で池添調教師「体に張りもあって、見た目もいい」
スポーツ報知 / 2024年12月12日 6時0分
◆朝日杯FS追い切り(11日・栗東トレセン)
第76回朝日杯FS・G1(15日、京都)の追い切りが11日、東西のトレセンで行われた。新潟2歳Sの覇者トータルクラリティは栗東・CWコースでシャープな脚さばきを披露。精神面の充実や、レースぶりから感じられる高い舞台適性を山下優記者が「見た」。
しっかりとハミを取り、高い集中力をアピールした。トータルクラリティの最終追い切りは栗東・CWコースで単走。6ハロン85秒4―11秒6と全体のタイムこそ地味だが、加速するときれいなフォームで、馬場の大外を気分良さそうに駆け抜けた。
池添調教師は「先々週、先週と長めからしっかりとやっているので。体に張りもあって、見た目もいいです」と満足そうに話した。併せ馬だった4日の1週前追い切りは同コースで6ハロン81秒1―11秒5。時計は速かったものの、道中で行きたがるそぶりを見せていた。そのため、個人的に不安を抱きながらこの日の動きをチェックしたが、折り合いは実にスムーズで、精神面がいいベクトルに向いていることを確認できた。
前走の新潟2歳Sは好位で折り合って運ぶと、直線半ばまで持ったままの手応え。追い出した時に手綱が滑って立て直したぶん、半馬身差での勝利となったが、着差以上に強かった。加速ラップでの決着を3番手から抜け出した新馬戦も含め、2戦ともにセンス十分の走り。マイラーとしての高い資質を感じる。
3か月半の休養明けは、この馬にはむしろ歓迎材料だ。前走も新馬Vの後、2か月以上の間隔が空いていた。「気の強い馬で、レース間隔を空けられたのもいい」とトレーナー。早くから予定されていた臨戦過程で、青写真通りの仕上がりだ。
父バゴの代表産駒であるG14勝牝馬クロノジェネシスは、久々を苦にしなかった。「馬力があるので、今の京都の馬場も問題ありません。スタートしてからいいポジションを取れるので、特に心配はないです」。指揮官の前向きな言葉に、評価を上げることを決めた。(山下 優)
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