創部100周年の専大 18年ぶりシード権獲得へ長谷川淳監督「1、2、3区が大事」エース3人を往路投入へ
スポーツ報知 / 2024年12月12日 19時8分
2年ぶり72回目の出場となる専大の選手たち(手前左から3人目は長谷川淳監督、カメラ・堺 恒志)
第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶり72回目の出場を決めている専大が12日、神奈川・川崎市の生田キャンパスで記者会見を行った。長谷川淳監督は「18年ぶりのシード権をしっかり見据えていきたい」と9位に入った2007年の第83回大会以来のシード権獲得を誓った。
10月の予選会ではダンカン・マイナ(1年)が個人3位の快走。前々回の箱根で4区を走った新井友裕(3年)も個人21位と力走した。春先から20キロを走り抜ける体作りをしてきたことが、18位に沈んだ前回の予選会からの飛躍につながった。
本戦について指揮官は「前半の勢いが大事。1、2、3区が重要になる。」と分析。どの選手をどの区に起用するかは明言しなかったが、往路の最初の3区間にダンカン、新井、予選会で個人26位に入った上山詩樹(2年)のエース3人投入を示唆した。新井と上山はともに1区を希望。ダンカンは花の2区で走ることに意欲を見せている。
登録16選手で唯一、23年の第99回大会に出場している新井は「前回、(4区で)区間19位の悔しさを晴らしたい。前半から突っ込んで、中盤、後半耐えていく」とリベンジのチャンスに燃えている。
上山は「目立つ走りがしたい」と笑顔で抱負を語った。1区を任された場合、「できるだけ目立たず、最後のたたき合いが勝負を分ける」と、あえて最初は抑えていく作戦だ。
ルーキーのダンカンは「2区は上りもあるので、スタミナをつける練習をする」と今後、予定される合宿で区間賞獲得のための体力作りを行うことを明かした。
エース3人以外も指揮官は「ロード適性がある選手が多い」とスピードはなくても粘れる選手がそろっていると自信を見せる。今大会で競技から引退することを決めている最上級生の大田和一斗は「最初で最後の箱根。あこがれの舞台で競技人生に華を添えたい」と諦めずに走り抜く覚悟を示した。
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