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【京都6R・2歳新馬】ペイシャヴァルツーが9馬身差の圧倒 オーヴァルエース産駒はJRA初勝利

スポーツ報知 / 2024年12月14日 13時23分

京都6Rの新馬を勝ったペイシャヴァルツーと(左から)団野大成騎手、吉田調教師

 12月14日の京都6R・2歳新馬(ダート1200メートル=14頭立て)は団野大成騎手騎乗で単勝4番人気のペイシャヴァルツー(牝、栗東・吉田直弘厩舎、父オーヴァルエース)が9馬身差をつける圧勝劇を演じた。なお、単勝1・5倍と圧倒的1番人気だったタイムイズマネー(牡、栗東・西村真幸厩舎、父シニスターミニスター)は3着だった。勝ち時計は1分13秒2(良)。

 スタートで楽に先手を奪うと、道中は楽に後続を引っ張る形。直線入り口で後ろを引き離すと、あとは突き放す一方で後続を全く寄せ付けなかった。

 父のオーヴァルエースは新馬から3歳春のヒヤシンスSまで無傷の3連勝を果たした後に引退。現2歳世代が初年度産駒で、これがJRA初勝利になった。団野大成騎手は「気がよすぎるので、そこがどうかと思っていましたが、結果的に逆にいい方へ向きました。物見もせずに、余力があって、直線も想像以上に突き放してくれました」と満足そうな様子。吉田調教師も「こんな大差で勝つとは思わなかった。今後もこのあたりの条件になると思います」と笑顔を浮かべていた。次走は未定。

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