【巨人】１５９キロ右腕・田村朋輝が１回３奪三振の快投 松井颯は６回途中３失点、１０Ｋ…台湾ＷＬ

田村朋輝

◆２０２４アジアウィンターベースボールリーグ　台湾山林３―３ＮＰＢ白（１４日・台中）

　台湾で行われているアジア・ウィンターリーグ（ＷＬ）にＮＰＢ白の一員として派遣されている巨人の最速１５９キロ右腕・田村朋輝投手が１４日、台湾山林戦で１回無安打無失点、３奪三振と好投した。ＮＰＢ白は決勝進出を決めた。

　期待の育成右腕は同点の９回に５番手としてマウンドへ。先頭をフォークで見逃し三振に仕留めると、続く打者はカットボールで見逃し三振。２死からは直球で空振り三振を奪った。最速１５５キロを計測した直球にカットボールやフォークを駆使し、３者連続三振の投球を披露した。

　田村は山形・酒田南から２２年育成ドラフト２位で入団。今年の５月には１５９キロをマークするなど、力強い直球を持ち味としている。１０月のみやざき・フェニックスリーグで制球力の向上に好感触をつかみ、台湾ＷＬで好投を続けている。

　松井颯投手は同戦に先発。５回までは無失点に抑え、６回に味方の失策などで失点したが、６回途中を２安打３失点、１０奪三振と力投した。