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巨人・坂本勇人「まだまだやれる」36歳の誓い 13年ぶり日本一もプロ19年目レギュラーもつかんでみせる…ハワイV旅行

スポーツ報知 / 2024年12月15日 5時0分

優勝旅行のハワイで36歳の誕生日を迎えた坂本。特製ケーキの前で笑顔を見せた(カメラ・宮崎 亮太)

 【ホノルル(米ハワイ州)13日(日本時間14日)】巨人・坂本勇人内野手が、優勝旅行先の米ハワイで36歳の誕生日を迎えた。個人成績は満足いくものではなかった中、4年ぶりリーグ優勝で流した涙の意味や、19年目の来季へ向けあらためてレギュラーを目指す覚悟を語った。

 優勝旅行先のハワイで36歳の誕生日ケーキを贈られた坂本はうれしそうにはにかんだ。しかし野球に話が及ぶと、語気が強くなった。「今年のシーズンは全然ダメで、やっぱり野球って難しいんやなって改めて感じました。日本一に久しくなってないので自分をしっかり強くして、なれるように頑張ります」。プロ19年目となる来季へ、進化しチームを13年ぶりの頂点に導く。

 今季は109試合に出場。プロ入り後ワーストとなる打率2割3分8厘、7本塁打、34打点で2軍調整も経験した。初めて三塁手として開幕を迎え、ゴールデン・グラブ賞に輝いたが、バットでは不本意な成績に終わった。「自分が苦しんだ分、チームが勝てなかったら自分のせいだなっていう部分がありました」と、不完全燃焼の日々を過ごした。それでもリーグ優勝が決まった際には頬を涙がつたった。「優勝できたっていうのはホッとした気持ち。あんなに泣いたのは初めてですね」と熱いものがこみ上げた。

 もちろん自分自身には満足できていない。チーム全員での美酒が何よりもうれしかった。「長くレギュラーをやらせていただきましたけど、自分の成績が全然ダメな中でチームが優勝して、そこで勝てた喜びはあった。若い時は自分が活躍してなかったら素直に喜べてなかったと思う。そこで感じたことはジャイアンツっていうチームがすごい好きということですね」。愛する仲間とともに、育ててくれたチームで少しでも長く野球を続けたい思いが本音だ。

 人生の半分をプロ野球選手として巨人で過ごしてきた。チームでは40歳の長野に次ぐ年長2番目。「体の変化はすごく感じますし、あと何年できるかわからない。全然若い時の心境とは違うオフシーズンを過ごしています」と、常に危機感を持ってバットを振るようになった。阿部監督も「勇人は、若い選手と張り合うぐらいの量をやってほしい」とここからさらに成長する姿を望んでいる。

 「ポジションも確約されていないだろうけど、まだまだやれると思って」と背番号6。ハワイで迎える特別な一日の喜びをかみしめ、また最高の舞台で輝く準備を整えていく。(水上 智恵)

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