スピードスケート・高橋侑花、日本選手団旗手に決まった冬季アジア大会へ決意「すごく光栄。勝てるように練習を積みたい」

女子３０００メートルで３位だった高橋侑花

　◆スピードスケート◇全日本選手権第２日（１４日、青森・ＹＳアリーナ八戸）

　女子３０００メートルで高橋侑花（大東大）は４分１３秒７２で３位だった。Ｗ杯を転戦する中で海外選手を参考に、氷を押す時の接地の時間を短くする意識で臨んだ最初のレース。前半は手応えも残り３周でラップタイムを落とし「すごくいい感じで入ったので後半いけると思って、前のめりになってしまった。気持ちと体がマッチしないレースをしてしまって、悔しい」と反省した。

　今月１２日、来年２月に開催される冬季アジア大会（中国・ハルビン）で日本選手団の旗手に決まった。「すごく光栄。（開会式で）選手団のトップで入ってくるので、緊張しています」と心境を語った２２歳。晴れ舞台を見据え「冬季アジアで勝っていけるように、今から練習を積んでいきたい」と気合を込めた。