槙野智章さん引退試合「記憶ないくらい興奮しっぱなし」も妻・高梨臨のゴールで「全部取られた感じがする」

後半、ＰＫでゴールを決め、喜ぶ槙野智章さんの妻・高梨臨（カメラ・小林　泰斗）

　元日本代表ＤＦ槙野智章さん（３７）の引退試合が１４日、ノエスタ神戸で行われた。「槙野智章　大感謝祭～１日限りのワッショイ劇場～」の通り、お祭り騒ぎとなり、槙野さんは「記憶ないくらい興奮しっぱなしの一日になった」と感無量になった。

　元日本代表ＦＷの本田圭佑（３８）が監督の「ＭＡＫＩＮＯ　ＪＡＰＡＮ」と神戸・吉田監督率いる「ＫＯＢＥ　ＳＴＡＲＳ」が対戦。前半２３分に本田がＰＫを獲得し、槙野さんが右足で先制。試合は３―０で勝利した。

　終了目前には槙野さんが得たＰＫを妻で女優の高梨臨（３５）に譲って会場を沸かせた。「現役の時から『私もピッチでプレーしたい』」とおねだりしたという高梨は豪快なシュートを放ったが、神戸ＧＫ前川が一度はセーブ。もう一回をおねだりし、ネットを揺らした。主役を奪われた槙野さんは「一番りんちゃん（高梨）が出てきたときが盛り上がってた。全部取られた感じがする」と笑った。「もし来季どこかのチームにいたら合格だったってこと。今日は僕のトライアウトでした（笑）」とお祭り男は最後まで周囲を笑わせた。（森脇　瑠香）