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【朝日杯FS】期待裏切った人気馬は「末脚にかけるしかなかった」安藤勝己氏が指摘 勝ち馬には「1勝馬でも乗るわけや」

スポーツ報知 / 2024年12月15日 17時27分

安藤勝己氏

◆第76回朝日杯FS・G1(12月15日、京都・芝1600メートル)

 2歳マイル王決定戦は16頭立てで争われ、5番人気で川田将雅騎手騎乗のアドマイヤズーム(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父モーリス)が前走の未勝利戦に続く連勝でG1初制覇。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が15日に自身のX(旧ツイッター)でレース分析をポストした。

 勝った5番人気のアドマイヤズームには「ユウガが1勝馬でも乗るわけや」と川田将雅騎手の選択を納得した様子。続けて「初戦の敗戦がいい経験になって、目標のレースで改善されとるもんな。位置取りは言うまでもなく、直線は馬場のいい所を選ぶ余裕まである完勝」とたたえた。

 2着には2番人気に支持されたミュージアムマイルが入ったが、「課題のゲートが悔やまれる」と序盤のロスを指摘。さらに「上手くリカバリーしとるんやけど、本質は中距離って印象」と距離適性について見解を示した。

 武豊騎手が騎乗した1番人気のアルテヴェローチェは掲示板ギリギリの5着を確保するのがやっとだった。「テンションの部分やね。前有利と分かっとる流れでも、行きたがるのをなだめつつ末脚に懸けるしかなかった」と経験者らしい感覚を伝えた。

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