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立大の馬場賢人、63年ぶりシード奪還へ2区熱望「驚かせるような走り」前回区間賞の青学大・黒田朝日をイメージ

スポーツ報知 / 2024年12月15日 14時51分

箱根駅伝へ向け意気込みを見せる(カメラ・池内 雅彦)

 第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)に予選会1位通過で挑む立大が15日、埼玉・新座キャンパスで会見した。初出場ながら7位に入った11月の全日本大学駅伝で、7区区間4位の好走でチームをシード権獲得に導いたエース・馬場賢人(3年)は「しっかり今年1年、満足した練習を行えている。自分が出し切れる100%の力を出し切って臨んでいきたい」と意気込んだ。

 4月に就任した高林祐介監督も馬場の全日本の走りについては「うちの課題としてエース候補、エース格の子たちはいるんですけど、他の大学のエース級の子たちと走ったときに、どうしてもちょっと、かすんでしまうようなところがあった。全日本の馬場はしっかり肩を並べて勝負できたところはすごいプラス材料。本人にとっても自信にはなったと思う。戦略の幅もだいぶ広がった」と評価。本戦でも大きな期待を寄せる。

 馬場自身は、箱根駅伝で各校のエースが集う花の2区を希望。前回大会の2区で区間賞を獲得した青学大の黒田朝日(3年)の走りが脳裏に焼き付いており、「今年の箱根でとんでもない走りをしてたので、自分もそういった周りを驚かせるような走りができたらな、と思っている。各校エースが集う区間で、箱根の一番の花だと思う。自分が走れるように取り組んできた」と自信を口にした。

 今季最も勢いに乗る立大が1962年以来、歴代最長ブランクとなる63年ぶりのシード権奪回を目指す。

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