アメリカンフットボール・甲子園ボウルで立命大が９年ぶり９度目の日本一 高橋健太郎監督は就任１年目で戴冠

前半、相手をかわしてタッチダウンを奪う立命大WR・木下亮介（中央上）（カメラ・渡辺 了文）

◆アメリカンフットボール　全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」　立命大４５―３５法大（１５日・甲子園）

　立命大が９年ぶり９度目の優勝を果たした。高橋健太郎監督は就任１年目で学生日本一に導いた。

　立命大は試合開始直後にＲＢ山崎大央（４年）が独走して先制ＴＤを挙げると、ＱＢ竹田剛（３年）がＴＤパスを決めて１４―０とリードを広げた。法大はＲＢ広瀬太洋（４年）のＴＤランなどで７点を返した。

　第２クオーター（Ｑ）は立命大がＲＢ蓑部雄望（２年）のＴＤランで２１―７とすると、法大はＲＢ中川達也（３年）のＴＤランで追撃。立命大がＦＧと竹田のＴＤパスで３１―１４としたが、法大はＱＢ谷口雄仁（４年）がロングＴＤパスに成功。互いに一度もパントをしない激しい点の取り合いとなり、３１―２１で前半を終えた。

　第３Ｑは互いに１ＴＤずつを奪い、３８―２８で第４Ｑへ。法大はＲＢ広瀬のＴＤランなどで３点差に詰め寄ったが、立命大はＷＲ千石大（３年）のＴＤランで突き放した。