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駒野友一氏 南アの悪夢晴らす 松井氏の引退試合でPK決め「解放感ありましたね」

スポーツ報知 / 2024年12月15日 21時17分

引退試合を終えた松井大輔は、「松井大輔が選ぶがんばったで賞」の駒野友一(右)と笑顔を見せる(カメラ・堺 恒志)

 横浜FCのOBで、元日本代表MF松井大輔氏の引退試合が15日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた。

 元日本代表DF駒野友一氏も、小学校時代から親交がある松井氏の最後を見送るため参加。試合終了間際、香川真司がエリア内で吉田沙保里氏のタックルで倒されPKをもらうと、松井氏に指名されPKのキッカーを任された。駒野氏といえば、2010年の南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦パラグアイ戦のPK戦で失敗し、試合後に松井氏に抱えられながらピッチを後にする姿が当時話題に。「あれから14年…」という演出も大型ビジョンでされる中ゴール左へ沈め、1万363人の観衆から祝福を浴びた。

 駒野氏は試合後に「(試合が)始まる前にやるというのは聞いていた。あそこまで映像を準備して。拒否は出来ないですよね」と話すと「自分の引退試合かのようにあのときは思いました。解放感ありましたね」と悪夢”払拭(ふっしょく)を強調。これまでも似たようなイベントは行ってきたというが、「(今後は)もうないんじゃないですかね」と語った。

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