Ｂ２ベルテックス静岡が今季初の４連勝…貯金が今季最多タイ３に

ルーズボールに競り勝つベルテックス静岡の岡田（Ｂ．ＬＥＡＧＵＥ提供）

◇りそなＢ２リーグ　第１２節　ベルテックス静岡７９－７６奈良（１５日・ロートアリーナ奈良）

ベルテックス静岡が奈良との第２戦を７９―７６で勝利し、今季初の４連勝を飾った。最大２６点差を第４クオーター（Ｑ）終盤に一時は１点差まで詰め寄られたが、逃げ切り勝ち。前節・福島に続き２カード連続で連勝。今季初めてベンチ入り全１２選手が得点を決めて、貯金を今季最多タイの３に増やした。

　冷や汗ものの勝利だった。第３Ｑまでの楽勝ムードが一転、第４Ｑに猛反撃を浴びた。このＱだけで相手に３点シュートを６発決められるなど、３４点を失った。森高大ヘッドコーチ（３５）は「タフな戦いを最終的に勝ち切れた。途中までのゲームの運び方は良かったけど、最後の締め方をしっかり、学んでいきたい」と、次節へ気を引き締めた。

　今週はホーム３連戦が待ち構える。中２日で１８日に水曜開催で神戸と対戦。２１、２２日は２０２４年本拠ラストゲームとなるＡ千葉との２連戦が控えている。年内も残り５戦。敵地４連勝で波に乗ってきたベルテが、ホームで連勝を伸ばす。