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【城西大戦力分析】“3強”崩す目標も…「城西大の平林」今季急成長

スポーツ報知 / 2024年12月17日 6時20分

 スポーツ報知では第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)の全21チームを連載で紹介する。第8回は3年連続19回目出場の城西大。

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 昨季は出雲2位、全日本5位、箱根3位と3大駅伝すべてでチーム最高記録を残した。今季は出雲7位、全日本6位と昨季を下回ったが、堅実なレースを見せた。櫛部監督は「目標は4位以上(以内)。4位以上ということは3強(国学院大、駒大、青学大)を崩し、3位以内を狙うという意味もあります」と意気込む。

 前々回と前回は2区を走った斎藤が5区に回り、2区は前回3区3位のキムタイが担うことが濃厚だ。前回9区10位だった平林主将は往路を走る予定。5月の関東学生対校1部1万メートルで日本人トップの2位となるなど今季、急成長。平林と言えば、国学院大のエースで主将の平林清澄(4年)がいるが「城西大の平林」も負けていない。「箱根では1、3、4区を走る準備ができています。将来は日本代表になることが目標です」と箱根路と、その先も見据えて堂々と話した。

 ◆城西大 2001年創部。箱根駅伝は04年に初出場。最高成績は前回の3位。昨季は出雲2位、全日本は5位といずれも最高成績を残した。部員は51人、学生スタッフ5人。練習拠点は埼玉・坂戸市。タスキの色は黄色。女子駅伝部は全日本大学女子駅伝で1998、00年の2度優勝。主なOBは16年リオ五輪トラック長距離代表の村山紘太(GMOインターネットグループ)、21年東京五輪3000メートル障害代表の山口浩勢、箱根5区で2年連続区間新記録の山本唯翔(スバル)。

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