今月で「オスカー」を退社する小芝風花 原点は２０１１年「オーディションでグランプリをいただいて」

ゲストの阿部一二三から花束を贈られた小芝風花（右）（カメラ・池内　雅彦）

　今月いっぱいで大手芸能事務所「オスカープロモーション」を退社する女優の小芝風花が１６日、都内で映画「ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い」（神山健治監督、２７日公開）のジャパンプレミアに市村正親らと出席した。

　小芝は、ブラックのノースリーブ姿で登場。本作で小芝は、主人公の若き王女ヘラ役の声優を務め「映像が美しい。その場に入り込んだかのように思える。ワクワクしました」と感想を語った。

　自身の原点を問われた際には「（２０１１年に）オーディションでグランプリをいただいて、世界が変わったこと」と明かし「スケートしかやってなかったから、披露できる特技がなかった」と苦笑いを浮かべた。

　イベント途中にゲストとして、柔道男子６６キロ級でパリ五輪で連覇を飾った阿部一二三が登場。小芝は、阿部と同学年と知ると「え～！　９７年生まれですか？」と驚き「（五輪の）試合、見てました！」と声を弾ませた。

　小芝の移籍先は、木村佳乃、松坂桃李らを擁する芸能事務所「トップコート」になる予定。イベントでは、退社に関して一切言及しなかった。