上田桃子が特別功労賞受賞 第一線離れ「ゴルフのことを考えないのが非日常」…同郷・竹田麗央から花束贈呈

ＪＬＰＧＡ特別功労賞を受賞した上田桃子（カメラ・今西　淳）

　日本女子プロゴルフ協会は１７日、都内で年間表彰式を開催した。今季限りで一線を退いた上田桃子（ＺＯＺＯ）はＪＬＰＧＡ特別功労賞を受賞した。緑のドレスに黒のジャケットで出席。表彰時には同じ熊本出身で年間女王の竹田麗央（りお）から花束が贈られた。「終わった瞬間は『やったー、終わった』という感じだったけど、今は少しさみしさもあり、ゴルフのことを考えないのが非日常な感じで、ソワソワしている。これからどういう形でゴルフ界に恩返しできるか分からないが、少し一線から離れた形でゴルフ界に貢献できるように活動していきたい」とコメントした。

　◆上田　桃子（うえだ・ももこ）１９８６年６月１５日、熊本市生まれ。３８歳。東海大二高卒業。９歳の時、坂田塾でゴルフを始める。２００５年のプロテストに合格し、同年の新人戦で優勝。０７年に日本開催の米ツアー、ミズノクラシックを含む年間５勝を挙げ、２１歳で当時の最年少賞金女王に輝く。０８～１３年は米ツアーが主戦場。国内通算１７勝。２１年の誕生日に結婚。今季限りでツアーの第一線を退いた。１６１センチ、５４キロ。