【有馬記念】ダノンデサイルは坂路で入念 安田調教師「明日の追い切りに向けた準備をしました」

ダノンデサイル（カメラ・高橋　由二）

◆第６９回有馬記念・Ｇ１（１２月２２日、中山競馬場・芝２５００メートル）＝１２月１７日、栗東トレセン

　今年の日本ダービー馬ダノンデサイル（牡３歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア）は坂路を６６秒９―１５秒７でゆったりと駆けた。安田調教師は「先週までやってきたことに対する、体を含めての反応を見て、明日の追い切りに向けた準備をしました」と話した。

　１１日の１週前追い切りは主戦の横山典弘騎手が手綱を執り、ＣＷコースでレベレンシア（５歳３勝クラス）を２馬身追走し併入でまとめた。楽な手応えで６ハロン８２秒５―１１秒１と抜群の伸びを見せており、調整過程は順調そのものだ。