1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

WBC王者・中谷潤人のニックネームは「ビッグバン」 IBF王者・西田凌佑に興味示し井上尚弥戦にも「そこを見据えて頑張りたい」…WOWOW番組収録

スポーツ報知 / 2024年12月17日 16時12分

中谷潤人

 プロボクシングWBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王者・中谷潤人(M・T)が17日、WOWOWの「エキサイトマッチSP」(2025年1月6日午後9時、WOWOWライブ&オンデマンド)の収録に参加。今年10月14日に行われた世界戦をセルフ解説した。

 今年2月、アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦して6回TKO勝ちし、WBC王座を奪取した中谷は世界3階級制覇を達成。7月にはビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に左ボディー一発で初回KO勝ちし初防衛に成功すると、10月には76勝1敗というペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)に6回TKO勝ちして2度目の防衛を決めた。

 ペッチ戦では6回、ダウン経験のない挑戦者から連打で最初のダウンを奪うと、再びパンチをまとめてダウンを演出。レフェリーが試合を止めたが、中谷は試合を見ながら、その場面の解説やその心情などを明かした。「改めて見ると、近い距離でパンチをもらったりとか反省点しか目につかない。ダウンをとった時もタイミングはバッチリだったが、相手は表情に出ていないので…」と苦笑いした。

 現在、バンタム級ではWBC王者・中谷をはじめ、WBA・堤聖也(角海老宝石)、IBF・西田凌佑(六島)、WBO・武居由樹(大橋)と主要4団体王者全てが日本人選手。西田は15日に初防衛に成功したばかりだ。中谷は収録後の囲み取材で、西田に関して聞かれると「意識する存在ではある。統一戦を目標にしているので、できればやりたい」と話した。「サウスポーで背も高い。駆け引きが多くなるが、パンチを当ててコントロールしていけば」と思い描く戦い方も一部披露した。

 さらにはスーパーバンタム級(55・3キロ以下)の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が「PFP(パウンド・フォー・パウンド、全階級を通じての最強ランキング)になりたいという若者がいるというのであれば、その若者が来るのを待つしかない」と発言したことがきっかけで、井上―中谷の夢の対戦実現を希望する声が少しずつ大きくなってきており、中谷自身も「ファンの方も期待しているのを感じている。そこを見据えて頑張ります。そうすることで僕自身の成長にもつながるし、すごくいい波動というか、そういったところの意識をプラスにとらえれば自分自身の成長につながる」と話した。

 中谷には「愛の拳士」というニックネームがあるが、このほど日テレ系バラエティー番組「行列のできる相談所」に出演した際に、新たに「ビッグバン」というニックネームを披露した。宇宙の起源となった「大爆発」という意味だが、いくつか候補が挙がる中で「降りてきた」という。中谷は「KOへの期待がたくさんあるのを感じている。爆発的というか、宇宙を作った爆発をイメージするようなKOをお見せしたい」と井上尚弥の「モンスター」のように、ビッグバンが自身の代名詞となるような爆発的活躍を誓っていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください