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竹田麗央「かっこいい姿を見てプロを目指した。今度は自分がそういう立場に」引退の同郷熊本大先輩に花

スポーツ報知 / 2024年12月18日 6時30分

5冠を獲得し、ポーズを取る竹田麗央(カメラ・今西 淳)

 日本女子プロゴルフ協会は17日、都内で年間表彰式を開催した。今季最多の8勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)がイ・ボミ(韓国、16年)、山下美夢有(みゆう、22、23年)に並ぶ最多5冠を獲得した。年間最優秀選手賞(メルセデス・ランク1位)、特別賞など受賞ラッシュに「たくさん経験して、最後に年間女王を取ることができてうれしい」と喜んだ。

 ピンク色の着物姿で登壇した女王は、シーズン最多を更新する約2億6573万円を獲得。「あまり物欲がないので貯金します。米国ツアーの経費に充てたい」という堅実ぶりだった。叔母は93、94年賞金女王の平瀬真由美(55)。米国行きを相談した際も「早い方がいい。今年(予選会を)受けるのもいいんじゃない」と背中を押してもらい「いつか(叔母を)超えたい」と決意を新たにした。

 11月のTOTOジャパンクラシック優勝で、予選会を経ず2年シードを得た。「メジャー5大会はしっかり上位にいきたい」と活躍を誓った。この日の主役は、尊敬する熊本の先輩で、今季限りで第一線を退く07年賞金女王の上田桃子(38)に花束を渡す大役も務めた。「かっこいい姿を見てプロを目指した。今度は自分がそういう立場になれるように」とバトンを引き継いだ。(岩原 正幸)

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