【ヤクルト】小沢怜史は２２００万円増の５２００万円でサイン 来季は「１年間同じポジション」で５０試合登板目標

契約更改を終え、来季の目標に「５０試合登板」を掲げたヤクルト・小沢怜史投手（カメラ・臼井　恭香）

　ヤクルトの小沢怜史投手が１８日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２２００万円増の５２００万円でサインした。「１年間投げきれたのでよかったと思います」とフル回転の１年を振り返った。

　今季は４０試合に登板し６勝６敗、１１セーブ、防御率２・５５の成績を残した。８試合の先発も経験したが、途中からは抑えも経験。「すごくプレッシャーもあるなかでやっぱり最後終わった輪の中にいられるのはすごく達成感があるなと思いました」と守護神への特別な思いを明かした。

　来季は抑えも含め救援に回る予定。「１年間同じポジションで投げきりたいなというのが１番。２年間（先発と中継ぎを）どっちもやっているので」と色紙に目標を「５０試合登板」と記した。「数字的に見ても中途半端な感じもする。そこはやっぱり頭ひとつ抜けたい」と絶対的なポジション確立に向け意気込んだ。