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第52代横綱・北の富士さんを偲ぶ会で八角理事長が涙の弔辞 「14歳の時、親方と一緒に上京したこと鮮明に覚えている」

スポーツ報知 / 2024年12月18日 17時35分

北の富士勝昭さんをしのぶ会であいさつし、涙する日本相撲協会の八角理事長(代表撮影)

 11月12日に82歳で死去した大相撲の第52代横綱で、解説者としても人気があった北の富士勝昭(本名・竹沢勝昭)さんをしのぶ会が18日、東京都墨田区の八角部屋で開かれた。弟子の日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が涙ながらに弔辞を読み上げた。言葉を詰まらせながら、「昭和53年、私がまだ14歳の時に、帯広空港から、親方と一緒にプロペラ機に乗って上京したことを今でも鮮明に覚えています。親方の自宅に住みこんで1年間、中学に通いながら耐えながら相撲を学んできました」。右手で目頭を押さえる場面もあった。

 同理事長は、横綱に昇進し8度優勝した。引退後は八角親方となり、八角部屋の師匠として後進の指導を行っている。「親方への恩返しは大相撲の伝統文化を守り、未来への伝承に全力を尽くし、親方と同じように相撲人生を全うすることだと思っています」と読み上げた。

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