囲碁・将棋 新人王表彰式 「あの羽生先生が来るの！？」囲碁新人王母親が驚き

新人王として表彰された囲碁の三浦太郎三段（右）と将棋の服部慎一郎六段

　囲碁・将棋の新人王表彰式が１８日、東京都港区の明治記念館で行われ、囲碁の三浦太郎三段と将棋の服部慎一郎六段が並んで表彰された。

　三浦は「本日出席している母親に、この祝賀会に羽生（善治）先生が来られると伝えたら、『あの羽生先生が来るの！？』と僕が新人王を取った時以上に目を輝かせていたので、新人王を取れてよかったなと思いました」。これには日本将棋連盟の羽生会長も照れ笑いを見せた。また、三浦は小学生の時から私服では半袖半ズボンを貫いており、「そろそろ寒くて厳しいのですが、タイトルを取れるようになるまではもう少し半袖で頑張りたいので、温かく見守っていただければ」と独特の意気込みを語った。

　２度目の新人王となった服部はこの日、師匠に変わって祝辞を述べた兄弟子の村田顕弘六段へ「同郷で、私が小学生の時、村田先生がプロになられたばかりで将棋を教えていただいた。村田先生がすごくまぶしくて、目標に精進してきました。そんな先生から祝辞をいただけて、私も少しは成長できたかなと少し安堵（あんど）しております」と感謝を語った。

　また、来年へ向け「タイトルに絡む一年にしたい」と抱負を述べた。