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【中大戦力分析】藤原監督「地に足をつけてしっかりとした生活」体調管理徹底で「7位」目指す

スポーツ報知 / 2024年12月19日 6時20分

 スポーツ報知では第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)の全21チームを連載で紹介する。第10回は8年連続98回目出場の中大。

 前回、優勝候補の一角だったが、体調不良者が続出し、まさかの13位でシード権も逃した。今季は10月19日の箱根駅伝予選会を6位で通過、11月3日の全日本大学駅伝は12位と厳しい状況が続いているが、全日本の結果を受けて「学生たちにスイッチが入った」と藤原監督。同23日のMARCH対抗戦は吉居が27分44秒48、本間が27分46秒60と中大記録を更新。総合成績も5大学トップと存在感を示した。

 今回はまずシード権獲得を目指し、藤原監督は目標を「7位」とした。「前回のようなことがないように、地に足をつけてしっかりとした生活をしていきたい」と、体調管理もこれまで以上に徹底。最多14度の優勝を誇る名門は、一歩ずつ復活への道を進む。

 ◆中大 1920年創部。箱根駅伝は20、24、2017年の3回を除いて出場。総合優勝14回、6連覇(1959~64年)、出場98回、連続出場87回はいずれも大会最多。出雲駅伝の最高は92、96、05年の2位。全日本大学駅伝の最高は93、95、05年の2位。長距離部員は選手41人、学生スタッフ12人。練習拠点は八王子市。タスキの色は赤。主なOBはシドニー五輪マラソン代表の佐藤信之(前亜大監督)、ロンドン五輪マラソン代表の山本亮(現中大コーチ)。

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