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北の富士さんをしのぶ会 涙、八角理事長「もう一度飲みにいって、昔話をしたかった」

スポーツ報知 / 2024年12月19日 6時20分

北の富士勝昭さんをしのぶ会であいさつする八角理事長(代表撮影)

 11月12日に82歳で死去した大相撲の第52代横綱・北の富士で、解説者としても人気があった北の富士勝昭(本名・竹沢勝昭)さんをしのぶ会が18日、東京・墨田区の八角部屋で開かれた。

 戒名は「徳粋院殿釈勝縁大居士(とくすいいんでんしゃくしょうえんだいこじ)」。約2000人が参列し、弟子の日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)はあいさつで「14歳で親方に出会えたおかげで今の私がある。もう一度飲みにいって、昔話をしたかった」と涙を浮かべた。渡辺大五郎さん(80、元関脇・高見山)は「若い時にかわいがってもらった。親分みたいだった」。NHKで一緒に解説した元小結・舞の海秀平さん(56)は「解説で私を生かしてくれた。恩人です」と目を潤ませた。

 北の富士さんは70年初場所後に横綱に昇進。10度の優勝を遂げ、師匠として千代の富士、北勝海の2横綱を育てた。

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