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浜松市立が静岡県勢女子最高タイム更新を目指す…全国高校駅伝22日号砲

スポーツ報知 / 2024年12月19日 6時30分

県勢女子最高タイムの更新を狙う浜松市立(カメラ・伊藤 明日香)

 全国高校駅伝が22日、京都市のたけびしスタジアム京都発着のコース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)で行われる。女子で2年連続3度目の出場となる浜松市立は、チーム唯一の3年生・鈴木しえる主将を中心に県勢女子最高タイムの更新を目指し、浜松商は初の都大路に挑む。

 浜松市立・鈴木は歓喜のイメージができていた。「県勢最高タイムを超える力があります」。県勢女子最高タイムは、過去最高順位の5位となった1992年・浜松日体の1時間9分15秒。昨年は中長距離のホープ・沢田結弥(18)=現ルイジアナ州立大=を擁して1時間11分42秒で30位だったが、今年はハイレベルな結果を残して都大路を迎える。昨年の東海大会(静岡)は1時間11分7秒で2位だったが、今年11月24日に岐阜で開催された同大会で、すでに目標タイムを超える1時間8分40秒を出して独走Vを飾った。

 唯一の3年生・鈴木は、昨年の3区から今年は4区に変わる予定。「1人でも抜いて、3年間の集大成の走りをしたい」と意気込んだ。3月に右すね疲労骨折し、練習再開は5月と出遅れた。焦りはあったが、都大路に向けてチームの精神的支柱として引っ張ってきた。沢田は今春の卒業後も、9月に米国の大学に入学するまで練習に参加していた。その際、同じ故障で苦しんだ経験から声をかけてもらったり、その存在が支えとなった。「結弥さんに助けられてきた。いい結果を報告したい」と誓った。

 昨年、沢田が走った最長区間の1区(6キロ)を任される大谷芽以(2年)は、細江中の先輩を追って進学してきた。杉井将彦監督(61)が「沢田の状態がいい時とあまり変わらない」と話す逸材。今季は7月の全国高校総体の1500メートル、3000メートルに出場し、10月には3000メートルで県高校女子の今季最速記録(9分20秒30)を出した。「区間1ケタ順位で走り、チームにいい流れを持ってきたい」という大谷や鈴木らが一丸となって、トップ争いに迫る。

(伊藤 明日香)

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 浜松商女子にとって初の都大路で3年生コンビが有終の美を飾る。入学時から主力の中川千愛と戸塚光梨主将は「新しい歴史をつくる」と気合を込めた。県大会で1年時は4位、2年時は6位。今年は浜松市立に次ぐ2位だったが、「地区代表校」枠が増え、東海大会で各県優勝校を除く最上位の3位で全国切符を手にした。全国でも1区を走る中川は「区間10位以内が個人目標。強豪と先頭で戦い、浜松商の校名をテレビに映したい」と積極的なレース展開を宣言。戸塚は「目標は定めず、自分たちの実力が全国でどこまで通用するか挑戦するだけ」と奮い立っていた。

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