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37歳の織田信成 全日本前日から号泣 子どもたちに「『頑張って』と言われ」11年ぶりの全日本へ「これが最後。膝と腰が持たない(笑)」

スポーツ報知 / 2024年12月19日 14時8分

練習する織田信成(カメラ・岩田 大補)

◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 練習日(19日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 午後に男子の公式練習が行われ、11年ぶり12回目の出場を決めた37歳の織田信成(大阪スケート倶楽部)が調整。練習後、取材に応じ「不思議な感じ。慣れ親しんだリンクでもある」と、笑顔で汗を拭った。この日はショートプログラム(SP)「マツケンサンバ」の曲をかけ、冒頭の4回転―3回転の連続トウループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、手を挙げての3回転ルッツと全てのジャンプを降り、好調ぶりをアピールした。

 織田は2022年11月、大阪市内での冬季国体派遣選手選考会で約9年ぶりに復帰。23年10月の西日本選手権では優勝も「復帰届」の手続き不備により全日本への出場がかなわなかった。「全日本に出るのは、これが最後。膝と腰が持たない(笑)」と織田。「一番若い子は14、5歳で僕の息子とほぼ同じ。申し訳ない気持ちもあるけど、全力でやっている姿を、37まで粘ってジャンプを跳んでる人がおるねんな、と思ってほしい」と胸中を語った。

 大会には家族も総出で応援に来るそうで「今日、自宅から来たんですけど、初めて(子どもたちに)『頑張って』って言われて」とエピソードを明かすと、思わず涙が止まらず。SP、フリーも「キスアンドクライはクライアンドクライになるかもしれない」と語った。

 今季限りで2度目の現役生活にも終止符を打つ。全日本での演技は20日の男子SP、21日の男子フリーがラスト。スケート界に新たな風を吹き込む成熟の「マツケンサンバ」、競技人生の集大成「Angels」でそれぞれ4回転を決め、2010年バンクーバー五輪を決めた思い出のリンクに伝説を残す。

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