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久保凛&落合晃が新人賞 久保「東京世界陸上で日の丸を背負って戦えるように」…陸連アワード

スポーツ報知 / 2024年12月19日 17時0分

久保凛

 日本陸連アスレティックス・アワード2024が19日、都内で行われ、新人賞は今シーズン、800メートルで日本新記録を樹立した女子の久保凛(東大阪大敬愛高2年)、男子の落合晃(こう、滋賀学園高3年)が受賞した。久保は「今シーズンはシニアの舞台、世界の舞台でたくさんのことが経験できました。来年の東京世界陸上で日の丸を背負って戦えるように日々精進していきます」と笑顔で話し、落合は「来年は東京で世界陸上が行われるので、入賞、メダルを目指して今後も頑張っていきます」と力強く話した。

 久保は6月の日本選手権(新潟)で初出場優勝を果たすと、7月に奈良で行われた記録会で1分59秒93の日本新記録を樹立。杉森美保が05年にマークした2分0秒45の日本記録を19年ぶりに更新し、日本女子で初めて2分を切った。さらに自身初の世界舞台となった8月のU20世界選手権(ペルー・リマ)では6位入賞を果たした。

 大活躍のシーズンだったが「日本記録を出せたという部分で大きな成長はできましたが、まだ1本しか2分を切れていない。成長はしているんですけど、もう少し成長しないといけないシーズンでした」と冷静に振り返っていた。来季、最大のターゲットに掲げるのは9月に行われる東京世界陸上。参加標準記録(1分59秒00)突破へ、さらに足を磨いていく。

 落合は今年6月の日本選手権で優勝すると、7月の全国高校総体(福岡)で1分44秒80の日本新記録で連覇を達成。2014年に川元奨、21年に源裕貴がマークした日本記録(1分45秒75)を約1秒、大幅に更新した。さらに8月はU20世界選手権(ペルー・リマ)で同種目日本勢初の決勝に進み銅メダルを獲得した。

 来年、東京で行われる世界陸上を直近の最大目標に掲げており、参加標準記録(1分44秒50)へも「タイムが上がりましたが、目指すことに変わりはない。(記録を)切って、しっかり世界陸上に出場したいです」と頼もしく話していた。卒業後は、学生3大駅伝は歴代最多29勝を誇る駅伝の名門・駒大に進む。

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